大相撲解説者の舞の海秀平氏(58)=元小結=が23日放送のNHK AM「大相撲と放送の100年」(後3・05)に出演。現役時代の師匠だった元横綱佐田の山の市川晋松さん(故人)について語った。
舞の海氏は「解説者になったときに私の師匠だった佐田の山の出羽海親方に『ちょっと私、しゃべりすぎですかね?』って言ったら『いや、もっとしゃべろ』と言われて。『ただ、ひとつ、力士の人格だけは傷つけるな』と。それがずっと今でも心に置いて解説してますけどね。この力士好きだなっていう力士も確かにいますし、この力士は絶対嫌いだっていう力士もいないんですよ。みんなそれぞれの人格があるので、そこだけはやっぱり傷つけないように。たまに誤解した表現をしてそう取られることはありますけどね」と明かしていた。
■佐田の山 晋松(さだのやま・しんまつ)本名・市川晋松(いちかわ・しんまつ=旧姓佐々田)昭和13(1938)年2月18日生まれ。長崎・有川町(現新上五島町)出身。上五島高3年の30年に出羽海部屋入門。31年初場所で初土俵。36年初場所で新入幕。同年夏場所に前頭13枚目で初優勝。37年夏場所で新大関。40年春場所で新横綱。43年春場所中に引退。引退後は出羽海親方として小結舞の海らを育て、平成4年から10年まで日本相撲協会理事長を務めた。幕内通算435勝164敗61休(44場所)、通算591勝251敗61休(71場所)。幕内優勝6度。敢闘賞、殊勲賞、技能賞各1度。金星2個。