大相撲秋場所初日(13日、両国国技館)先場所覇者で大関復帰の安青錦(22)は琴栄峰(23)に完勝だった。立ち合いで得意の左を差し、強烈に下手を引きつけて寄り切った。左足首や左足親指のけがで、場所前に関取衆と稽古できなかった影響を感じさせず「完璧ではない。悪くもなく、良くもなく」とクールに振り返った。
NHK「サンデースポーツ」(後10・0)に生出演した湊川親方(30)=元大関貴景勝=は「上体を起こさず前まわしも引きましたし、右も引いたんですけど少しここで一瞬上手が切れてしまうんですけれども、そこですぐ下手投げを打って体勢を入れ替えて寄り切るというのは実力がないとできないことですので、改めて大関の強さというものを感じた一番だったと思います」と指摘していた。
■安青錦 新大(あおにしき・あらた) 本名ダニーロ・ヤブグシシン) 平成16(2004)年3月23日生まれ。ウクライナ・ビンニツァ市出身。7歳で相撲を始め、母国がロシアによる侵攻を受けて令和4年に来日。5年秋場所初土俵。6年九州場所新十両。7年春場所新入幕。同年秋場所新小結。同年九月場所新関脇で初優勝し、場所後に大関昇進。優勝3回。