大相撲秋場所7日目(19日、両国国技館)元大関のベテラン正代(34)がようやく初白星を挙げた。今場所好調な宇良(34)の頭からの当たりを胸で受け止め、後退したものの右に回り込みながらタイミング良くはたき込んだ。
西前頭11枚目の今場所で大きく負け越すと十両転落の可能性が出てくる。「連敗中も相撲を変えようとは思わなかった。ただ前に出ていないのは気になる」と修正点を挙げた。ABEMA大相撲LIVEで解説を務めた花田虎上氏(55)=元横綱3代目若乃花=は、玉ノ井親方(49)=元大関栃東=が「正代はスタイルからすれば差しに行くんですけど、腰が高いのは仕方ないことで。でも圧力で持って行く馬力はあるので」と指摘すると、「正代のスタイルだよね。あんまりわんぱく相撲は真似しないでっていう感じだよね」と苦笑していた。
■正代 直也(しょうだい・なおや)本名・正代直也。平成3(1991)年11月5日生まれ。熊本・宇土市出身。熊本農高3年時に国体優勝。東農大2年時に学生横綱となり、卒業後に時津風部屋に入門した。26年春場所初土俵。27年秋場所新十両、28年初場所新入幕。令和2年秋場所で初優勝。