[ 2026年7月21日 19:07 ]

大相撲名古屋場所10日目 ( 2026年7月21日 IGアリーナ )

関脇・安青錦が横綱・豊昇龍を上手投げで破り、9勝目を挙げた。特例で大関に復帰できる2ケタ勝利に王手。それでも安青錦は「残り5日間、しっかりやっていきます」と10勝を意識することなく、場所前から繰り返す「10勝より優勝」を改めて目標に掲げた。

勝ち名乗りを受けた土俵下では、痛めた左足を伸ばして腰を下ろした。花道を下がる際は左足を引きずっていた。春場所後に左足小指の骨折を公表し、春巡業に続いて夏場所も全休。今場所中日の隆の勝戦では左足親指も痛めたと明かしていた。 前日の大の里に続いて豊昇龍にも勝った。安青錦が5日目の大関・琴桜に続いて横綱も連破した。 立ち合いで低く踏み込み、得意の左前まわしを引いた。右から相手の頭を押さえ付けて左へ回り込む。そして豪快な左上手投げ。「止まったら横綱もたくさん技を持っている。どんな体勢でも自分から攻めようと考えた」と5秒6の速攻で決めた。 審判として土俵下で見守った師匠の安治川親方(元関脇・安美錦)は「痛みに耐えてよく頑張った」と愛弟子を称えた。左足に力が入らない状態だと言うが、「相撲に迷いがなかった」。九重審判長(元大関・千代大海)も「横綱が動けなくなるくらい、いい相撲だった。この集中力を保てば安青錦かな」。1敗が平幕・琴栄峰と2人になった優勝争いを展望した。残り5日、安青錦が有言実行に挑む。

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