元NHKアナウンサー、藤井康生氏(69)が18日、ユーチューブチャンネル「藤井康生のうっちゃり大相撲」を更新。九州場所(11月8日初日、福岡国際センター)で新十両昇進を果たすモンゴル出身の旭富士(24)について語った。

旭富士は15歳で来日して神奈川・旭丘高へ留学。在学中の実績はなかったが、卒業後に伊勢ケ浜部屋へ入門した。日本相撲協会の規定で外国出身力士は「1部屋1人」が原則。横綱照ノ富士が引退するまでの4年半、稽古に没頭。関取衆を圧倒するほどとなり、初土俵から極めて異例となる横綱のしこ名を継承した。

藤井氏は「横綱が平幕に負けることだって全くおかしいわけではないわけで。だからそういうことを含めると旭富士がね、ほとんどが初めての対戦相手ですよ。今度、十両に上がってくるとね。思い切った相撲が取れるかどうか。まだ十両に上がる前までは守る相撲だったと思います。守るというか手堅く負けないように取ろうという気持ちの方が大きかったような、そんな取り口だったように見えるんですね。だから十両で負けていいと思いますよ。思い切ってどんどん積極的な相撲を取って行かないと。これから先がまだまだ開ける力士ですから、ぜひね、思い切った相撲を取ってもらって。少々ね、それで失敗したっていいじゃないですか。まだ楽しみはたくさんあると思います」と期待していた。

■藤井 康生(ふじい・やすお) 1957(昭和32)年1月7日生まれ。岡山県出身。79年にNHKに入局。北見局、京都局、大阪局、東京アナウンス室、福岡局、名古屋局の各放送局に勤務。主にスポーツ実況(大相撲、競馬、競泳など)を担当し、2022年1月にNHKを退局。現在はインターネットテレビABEMAの大相撲中継で実況を務める。