大相撲九州場所(11月8日初日、福岡国際センター)を前に昭和以降最高齢となる41歳11カ月で再入幕を果たした玉鷲は28日、福岡・朝倉市の片男波部屋で2日続けて相撲を取り、十両玉正鳳に7勝4敗だった。3場所ぶりとなる幕内での闘いへ「新鮮な気持ちで頑張りたい。これぐらい変わって戻ってきたという姿を見せたい」と語った。

片男波部屋は平成22年から朝倉市に宿舎を構え、玉鷲は31年に同市の親善大使に就任。母国モンゴルのように自然が豊かなところから、今では「第二の故郷」と言い、番付発表の10日ほど前に現地入りした。

地域住民と交流を続け、先日は知り合いに連れられて芋掘り体験に。「初めてだった。コツがある。勉強になった。楽しかった」と笑った。

29日以降は高田川部屋に出向いて調整を進める。魁皇、白鵬に次いで史上3位の幕内在位101場所目となる一年納めの場所に向け、「鉄人」の向上心は衰えを知らない。(石井文敏)