第105回東日本学生相撲選手権が7日、東京・両国国技館で行われ、個人戦は駒大3年の阿部佑磨が優勝した。駒大勢の優勝は2003年の姫野孝以来23年ぶり。

昨年の全日本選手権を1年で制した鮫島輝(日大2年)、昨年の学生横綱、杉本弘樹(日体大4年)ら有力候補が早々と姿を消すなか、阿部は1メートル80、186キロの恵まれた体格を生かして決勝に進出。大会2連覇を狙った実力者のバヤルボルド(日体大3年)と決勝は、立ち合いで低く突っ込んできた相手を体を開いて交わすと、ヤルボルドは勢いあまって土俵下へ。あっけない幕切れだったが勝利の瞬間、挙げて雄叫びをあげた。 「立ち合いは遅れて、とっさに反応したら落ちていた。あれ?とは思ったけど、土俵下りた瞬間に実感が沸いた。まさか、いなしで落ちるとは思わなかった」 この日は3位に入った団体戦から調子が良く、いい流れで個人戦に臨めたのも大きかった。「(決勝トーナメント1回戦で)麻田選手(日大)に勝ったあたりから行けるかなという手応えはあった」と振り返った。 福島市出身。幼稚園で相撲を始め、若隆元、若元春、若隆景の父・大波政志さん(元幕下・若信夫)が指導する「県北相撲CLUB」に所属した。中学までは目立った活躍はなかったが、学法福島高時代から徐々に成長。高校時代は3年時に高校総体個人ベスト8に輝くと大学進学後に素質を開花させた。今年は宇和島大会でベスト4に入るなど地力強化。混戦の大会を制し、ついにタイトルを手にした。 同じ相撲クラブの先輩で胸を出してもらったこともある「偉大な先輩」小結・若隆景が5月の夏場所で2度目の優勝、長男の浬くん(小学1年)もわんぱく相撲で優勝しており、それに続いた。 ▽個人戦準決勝 阿部 佑磨 寄り切り 山崎 柊 (駒大3年) (日体大4年) バヤルボ はたき込み 奥田史祐 ルド (東洋大4年) (日体大3年) ▽同決勝 阿部佑磨 突き落とし バヤルボ ルド

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