「大相撲秋場所」(13日初日、両国国技館)

大相撲の横綱豊昇龍(27)=立浪=が11日、秋場所(13日初日、両国国技館)の休場を決めた。3場所連続、横綱在位10場所で5度目となり、初日からの休場は初。昇進後10場所優勝がないのは年6場所制が定着した1958年以降、歴代ワースト11場所に次ぐ不名誉記録。師匠の立浪親方(元小結旭豊)は次の出場は進退がかかるとした。

名古屋場千秋楽翌日の7月27日に右膝内側側副靱帯損傷の修復手術を受けた。4日の稽古総見では四股、胸を出す動きにとどまった。相撲を取る稽古は再開できず、立浪親方は「力を出せる状態ではない。次は優勝する状態で出したい」と語った。

万全でなければ、11月の九州場所も休場の見通し。進退に関して「次ダメならそういう話も出てしまう。(豊昇龍には)名古屋の時に話している」と口にした。

右膝の回復は順調というものの、豊昇龍の状態を「精神的な落ち込みがひどい」「不眠症。眠れない」「食事が喉を通らない」と説明した立浪親方。先場所150キロだった体重は10キロ落ちたという。1958年以降、横綱昇進後に優勝がないのは豊昇龍、双羽黒、3代目若乃花しかいない。