[ 2026年11月1日 18:35 ]

大相撲の元大関で東前頭筆頭の幕内・朝乃山(32=高砂部屋)は1日、福岡市中央区の同部屋でしこ、すり足など基礎中心のメニューで汗を流した。相撲は取らなかったものの、稽古後に20分間てっぽう柱に両腕を打ち付けるなど体を動かした。10月30日の稽古で痛めた左足は問題なしを強調。九州場所(8日初日、福岡国際センター)に向け「場所には間に合います。明日から出稽古を考えています」と話した。

東前頭6枚目だった秋場所は幕内では20場所ぶりの2桁勝利となる10勝を挙げた。上位陣総当たりの番付に戻るのは小結だった2年前の24年夏場所以来だが、その場所は全休だったため出場となると24年春場所(西筆頭)以来となる。「1年最後の場所なので、いい形で終わりたい。勝ち越し以上でいい新年を迎えたい。上を倒さないと白星取れないし、番付も上がらない。楽しみです」 2日は入門時の師匠で3年前の2023年に亡くなった先代高砂親方(元大関・朝潮)の長岡末弘さんの命日となる。「大学の大先輩で、声をかけていただいて入門して。目をかけてもらったし、連敗した時に誘ってもらったし、良く“前に出ろ”と言われました。それが先代のスタイルでもあったし、前に出て取ることはアマ時代よりも大事だと思っています」 天国で見守る先代師匠を喜ばせるには師匠と同じ大関への復帰。「一番一番いい相撲取って、白星を届ける。少しでも大関に近づけるように、残りの相撲人生頑張りたい。戻りたいですね」と完全復活を期した。

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